未来はいつ作られるか?

どうも、内藤です。


今回も現実創造のメカニズムを
解説していきます。


今回の話は、
僕らが望む現実を生み出していくために
必要なこと
です。


言い換えれば、
望む未来を予約するために必要なことです。

やっぱり、誰でも望む未来を
現実に呼び寄せたいですよね。


そんなことができるなら、
いますぐにでもやれるようになりたい
と思うはずです。

今回は、望む未来を予約し、
現実に呼び寄せるための話題とも言えるので、
これさえできれば、
細かいテクニックは何も必要ないのでは?と
僕は思っています。

そんなわけで本編に入っていきます。

あなたは未来がどのように作られるか?
を知っていますか?


多分、あんまりイメージしたことは
ないかもしれません。


でもこれを理解していないということは、
望む現実をどのように作れば良いのか?が
わかっていないということになります。

おそらく多くの人はこの理解に至らぬまま、
なんとなく生きています。

ついつい、
「みんなわかってないので、安心してください。」
と書きたくなりますが、
これはかなり厄介な話です。


なぜなら「こうなりたい」
と思っているにもかかわらず、
その方法がわかっていない
のですから。


なりたいものがあるにもかかわらず、
どうなるのかが分からない、
というのはとても厄介な状態です。


例えば、
美味しいカレーを作りたいのに、
そもそもカレーの作り方をわかっていない、
ということになるので、

それはとても難しいのではないか、ということです。

いやいや、
現実をよくしていくことは
カレーを作ることほど
単純ではないよ、

と思うかもしれません。

確かに物事は複雑に絡み合っていますから、
そんなシンプルではないかもしれません。


また「何を偉そうに」と思うかもしれません。

かという僕も全然わかっていませんでした
今でも完全に理解した、というわけではありません。

以前の僕は、何か大変な努力をすれば、
望む未来がやってくると思っていたし、
楽しいことをしていれば、
その時の自分がやりたいことをやっていれば、
きっと大丈夫
くらいに考えていたんです。


ですが、先輩からこの話を聞き
それを元に何年も検証して行った結果
理屈上、そうなる

というところまでには至ったので、
その話をしているんです。

さて、未来はいつどこで作られるのでしょうか?

その答えは、「いま、ここ」です。


あなたは、
「いまここ」が大事、
という話を聞いたことがありますか?

おそらくあると思います。

もしない人であっても、
今回の話を最後まで読んでいただければ、
理解が深まるはずです。

    
  
「いまここ」と言われて、
あなたは何を想像しますか?

つまり、
「いま」とはどこのことを指していて、
「ここ」とはどこのことを指しているのか?


「え?今って今のことでしょ?」
「ここって、ここじゃん!」

と思うと思います:笑


でも、この理解だと実は間違えてしまうのです。


実際、僕もあまり対して考えていませんでした。

いまは今だし、ここはここ、
もっと言えば、ここと言えば、
いま僕が立っている場所
だと思っていた
んです。


それは本当にそうでしょうか?


ぜひ一度疑いつつ、話を進めていきましょう。


「いまここ」とはいつどこか?
 


現実はどのように創造されているのか?

以前説明したように、
現実は過去の記憶からできています。

ですから、人は意図と行為によって、
記憶を書き込み、現実を再現しています。

となると、
僕らが今見ている現実は、
すでに過去のもの
です。

正確に言えば、
ホンの少し前の状態を、
脳が認識しているだけ
なんです。


潜在意識が意図を送ってから、
認識が起こるまでの時間はおよそ0.35秒です。


この五感入力から認識までの流れは、
毎秒1100万Bitという処理速度で
ループし続けている
ので
僕らの現実は、スムーズな連続性を保っています。


これは、
まるで動画を再生するようなものと同じです。
動画は1枚1枚の静止画の連続で成り立っています。

1秒に30枚の連続した静止画を切り替えることで、
綺麗な動画が再生されているように見えるように、
僕らの現実も同じことが起きています。


動画と違い、1秒間の枚数が多いため、
とてもリアリティのある現実を生成できている
んです。


ですから、現実とは
今この瞬間と思うかもしれませんが、
より厳密に言えば違う
のです。


またこれに近い話をしている人で、
スティーブン・W・ホーキング博士という
物理学者がいます。

彼の名前を一度くらい聞いたことがあるでしょう。

そんな彼も、今この瞬間にも過去は存在する、
という話をしています。

遠く輝く星は、すでに過去のもので、
今目の前に届いている光はもう何年も前の光が、
ようやく今目の前に届いています。

物理的な距離が離れれば離れるほど、
過去のものが今あるように見える。


という話です。

ですから、現実というものは
脳の伝達速度分まで厳密に考慮するなら、
認識した瞬間には、物質的なものはすべて過去
と言えます。

となると、今とは一体いつなんでしょうか。


そして、そもそも僕らの世界は
時間など存在しない
という話も聞いたことがあると思います。


あくまで時間というのは
人間が勝手に生み出したものであり、
物理的に定義しておくほうが
都合の良いものであって、
そもそも時間など存在しないという方が
より正確です。

今回あまりその辺りに触れませんが、
いま、というタイミングは
「意識している、この瞬間」以外ないのです


ですから、同時に、ここ、というのも同じで、
こことは、意識している場所のことを指します。


少しイメージしづらいかもしれませんが、
ネットサーフィンしてる時のことを
想像してみてください

ネットサーフィンしてる時、
あなたが意識しているところは、どこでしょうか?


物理的な場所ではなく、
ネットサーフィンしてるサイト上ですよね。

電車に乗っていても
誰かと話をしていても、
意識している先は、ネットサーフィンの
サイトです。

こういう話はもしかして、
VR空間の方がイメージしやすいかもしれません。


ネット上にある3D空間に
あなたのアバターがいるとして、
その時、あなたが意識しているのは、
物理的な部屋の中ではなく、
3D空間上
のはずです。


ふと現実世界で声をかけられたのだとすれば、
その瞬間から声をかけられた方に意識がむくのです。


つまり、「いまここ」とは、
意識を向けた先であり、向けた瞬間
です。


さて、そんな意識している先で
僕らは何をしているのかというと、
現実という過去に生成されたものをみた上で、
意図を作り出しています。


現実創造のメカニズムは、
意図と行為で記憶を作り、
その記憶の重みづけによって
現実を生成しています。

ですから、
意図そのものが未来を作り出す、
のようなもの
なのです。


そして、その種のようなものを、
行為にのせて、記憶として上書きします。


意図というのは、
現実をみてから決めている人が多いですが、
現実をみた上で、現実に沿った意図を採用すると
不都合がことが起きやすい
ことに気づくはずです。


想像できますか?

例えば、
今手元にある通帳の残高が100円しかない。
お財布にも1000円しかない。
でも今月の支払いが10万である。
みたいな現実を見た時、
大抵の場合、不安になることの方が多いはずです。

「あぁ、どうしよう・・・!!」

と。


そして多くの場合、
その不安で、何かをやったりしたり、
悩んだりします。

でもそういう時に限って、
色々うまくいかない、
なんてことはよくありますよね。


ある意味では、なるべくしてなっています。


現実創造のメカニズムでは、
意図と行為によって記憶を書き込み、
現実を創造しますから、

現実が不都合だった場合でも、
不安で何かやったり悩んだりする行為が、
よき現実は生み出さない
のです。

普段やらないようなことを
不安のあまりやるわけですから、
うまくいないのも当たり前
です。


ですから、例え、
残高が100円だろうが、
財布の中身がなかろうが、
今月の支払いが払えないかもしれないという
現実が目の前にあったとしても、

良き現実を作るためには、
それについて不安になったり
悩んだりすることではない
のです。

むしろ、現実がどうであろうと
普段通りいる方がずっと良いのです。

対応はもちろん必要です。

支払えないのであれば、
信用に関係してくるでしょうから、
やるべきことですが、

不安や悩むことで生まれる意図や行為は、
良き未来を生み出さない
のです。


これは嫌な相手が目の前に来ても同じです。


ついイライラしてしまう
という感情的な理由によって、
相手を責めたり攻撃したりする
意図と行為をするのであれば、

その意図と行為が記憶に書き込まれ、
相手によって責められたり、
攻撃されるという未来の現実を生み出します。


相手が仮にどんなに嫌な人であったとしても、
イライラする人であっても、
よき現実を作るには
よき記憶を書き込む必要があります。


つまり、
現実はあくまでモニターでしかないのです。


不都合が現実が来たのであれば、
それがモニターとして現されるだけ
であり、
その現実が嫌なのであれば、
今この瞬間から、
望む現実につながる意図と行為を
やることができれば、望む未来はやってくる
のです。


そして、それができるものだけが、
望む未来を手に入れられます。


現実は過去の記憶に基づいて、
生成されていますから、
現実を見て意図を決める、
というのは過去のフィードバックをえた上で、
意図を決めるということです。


これ自体は悪いことではありません。
むしろ、
モニターからのフィードバックがあるからこそ、
過去の意図と行為が間違っていたのだ、
と気づけるのです。


ですから、最も大事なことは、
未来の現実に望むことを、
今この瞬間から始めること
です。


欲しい未来を予約するには
「いまからそれを始める」こと
です。


いまとは、意識している先ですから、
意図そのものです。


しかし、多くの場合、そうではありません。


実際に多くの人がやっているのは、
過去の記憶で作られた現実を変えようと
現実に対する対策をしている
のです。


・イライラしたから責める、攻撃する
・責められたからブロックする
・裏切られたから報復する


これではいつまで経っても
望む未来はこないのです。


やってることは対策ですから、
それこそ問題の先送りです。


現実創造のメカニズムはとてもシンプルです。
しかも望む未来の予約もシンプルです。

望むことを”いまここから”始めるだけです。


それは誰にでも、
どの瞬間からも始められます。

歳をとってるから、
という理由も関係ありません。
昔悪事を働いたから、
ということも関係ありません。
神様を信仰してない、
ということも関係ありません。
これまでずっと良いことをやってきたから、
というのも関係がありません。


現実創造のメカニズムは、
言い換えれば、無償の愛のようなもの
ですから、
望むことを正直に意図と行為で
厳密に実行できるなら
絶大な味方になってくれます。


あなたが過去にどんなことをやっていたとしても
どんな実績があっても一切関係がないのです。

さて、メカニズムは理解でき始めたでしょうか。

そして、
今から望む生き方は始めれそうでしょうか?


ある程度、
イメージできたような気もしますが、
もう少し例を出していきます。


先に書いたように
いまあなたが欲しいと思っていること、
やりたいと思っていることがあるのであれば、
それはいまこの瞬間から始める、
これが望む未来を予約する方法
です。


なぜなら、未来はいまここ、
で作られる
からであり、
もっと言えば、
未来は望む意図と行為によって生まれるのです。


今認識できている現実は
あくまで過去のものですから、
未来とは直接的に関係がありません。

もちろん、
記憶は一気に書きかわることはありませんから
物質的な連続性は担保されますし、
記憶の書き換えとともに
徐々にシフトしていく
わけですが、


望む未来を手に入れることは、
今この瞬間から予約可能です。


逆に言えば、
現実への対策から望む未来は生まれません。


ですから、
もし実務経験を積みたい、
と思っているのであれば、
いまから実務経験をしてください。


それこそ講座の課題ばかりやっていても
実務経験を積むことはできません。


もしデザインができるようになりたい、
と思っているのであれば、
いまからデザインをやってください。

デザインの知識を学んでも
デザインができるようにはなりません。


もし人と良い関係を築きたいのであれば、
いまから人と良い関係を築いてください。

ひねくれたり、拗ねたり、イライラしていても、
良き関係は築くことはできないのです。


環境を変えることは大事なことですが、
環境を変えたとしても、
自分がよき関係を築こうとしなければ、
築けないのです。
築き始めたときから、ようやく動き始めるのです。


もし嫌な人と話をするとき
ににこやかにやり過ごしたい、
と思っているのであれば、
いまから嫌な人と話をするときに
にやこやかに過ごしてください。


もし人から責められたくない、
と思っているのであれば、
いまから人を責めないでください。

これに一切の例外はありません。


なぜなら僕らの脳は、
主語を理解しませんから、
自分であっても、相手であっても、
それが好きな人でも嫌いな人でも、
家族であっても子供であっても、
同じです。


もし誰かに責められている、と感じているなら、
いつも誰かを責めているのかもしれませんし、
特定の誰かだけを責めているのかもしれませんし、
実は自分を責めているのかもしれません。
子供だけを責めている、ということもあるでしょう。


ですから、ぜひ誰に対しても同じ態度で、
自分が欲しいものを、相手に与えてみてください。

与えた分だけ僕らは手に入れられるようになっています。

目次


やりたいと思ってたことをいまから始めよう。


未来はいまここで作られます。
いまこことは意識した先であり、その瞬間
です。


そして、意図そのものです。

望む現実を生み出すには、
現実を過去に起きた出来事だという
認識を持つことが大事です。


現実の対策ではなく、
過去起きた出来事を、
「本当はどうしたいのか?」
という問いの答えとして、
意図を採用し、行為に乗せて
記憶を上書きしていく
必要があります。


現実はあくまでモニターです。


そして、僕らは常に、
毎瞬毎瞬未来を創造するチャンスが
与えられている
のです。

ですから、
より良い未来を生み出そうと思うなら、
この毎瞬毎瞬を、
ありたい姿となる意図にしていく方が良い
のです。


決して過去に囚われず、
過去に対してやり返すような
行為をするべきではありません。


残念ながら、多くの人は、
現実が過去のものだという認識はしていません。


なぜなら脳によって、
リアルな現実として
目の前に生じているように見えるからです。


ぜひ、良い未来を望むのであれば、
本当はどうありたいのか?
という問いを持った上で、
過去起きたことに対して、
本当はこうしたいんだ、という意図を採用し、
行為として記憶してください。


そうすれば、
本当はこうしたい、
という未来が現実となって現れてきます。

今回は以上です。
ヒントになればよいのですが。

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