何をすれば、どうなるか?

どうも、内藤です。


・与えたものを受け取る
・未来はいまここで作られる

と言われても、
僕もしばらくピンとこなかった時期も
それなりに長い時間ありました。


散々考えた上で、
現実の捉え方が文字通り、
ひっくり返ってからは、
かなり腹落ちしたくらいですから、

多分、普通であれば、
ピンとこないことの方が多い

んじゃないかと思うのです。


今回は先輩から教えてもらった
逆引き悩み解決箇条書きを共有します。


ではいきましょう。


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悩み1
いつになっても収入が安定せず、
安心ができない。


真因: ケチな考え。
どんなときも損得勘定を働かせ、
自分がいかに損せず利するかを気にしており、
他人の権利や財産を尊重しない。

解決策:ケチな考えを止める。
結果的にケチになっている行為をやめる。

好転策: 利益を生み出すのに
協力してくれた人たちに積極的に還元し、
自分の得たもの(金銭や財産)を他人と分かち合うこと。

補足解説:
一見、矛盾しているように思える行為ですが、
よくよく考えるとこの関係性が見えてきます。

ここでは、自分が持っているものを
共有することが相手が持っているものを
共有してくれる、という理解でも
間違ってはいません。


自分がプレゼントを渡せば、
相手もお返しをしたくなる、
というシンプルな構図
です。

だからこそ、ビジネスにおいてまず
自分が提供(共有)することこそが
収益につながっていきます。


しかし、現実創造のメカニズムの観点で言うと、
少し注意すべきことはあります。

それは、返ってくる相手は
必ずしもプレゼントを渡した相手とは限りません。

現実創造のメカニズムで働く原理は、
相手を選びませんから。

そこにブレーキをかけているのが
今の社会システムです。

つまり交換というシステムそのものが、
循環の歯止めをかけています。

これはお金になれば顕著です。


多くの場合、共有したその人から
返ってこないことの方が多い
かもしれません。

でもそれが本来、自然な形です。

自分が子供の時に、誰かから貰った
お下がりがあったように、
自分の子供も誰かからお下がりをもらい、
使わなくなったものは、
また誰かのお下がりになるものです。


とはいえ、金銭の収入という意味においても、
ベースとなる原理は同じで
相手にとって、大事な金銭につながる
権利や財産を増やしてあげる行為が
そのまま、自分の権利や財産を増やす行為につながります。

だから多くの人を助けるビジネスや
相手にとって大きな価値のあるサービスが
適切な収益となって自分に返ってきます。


もし欲しいものがあるなら、
まずは相手に与えましょう。

それが結果、自分の収入の安定につながります。


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悩み2
最近、信用されないことが増えた

真因: 不正直であること。
人に見せている自分と本当の自分が違うこと。

解決策:不正直であることを止める。

好転策: 厳密に正直であろうと努力すること。
たとえば、自分が本当に思っていることと、
相手が理解したことがピッタリと一致するように伝えること。

補足解説:
不正直である、ということは、
これは、事実ではないということです。
偽り、と言っても良いでしょう。

信用とは、過去についての出来事について
判断される
ものですから、
過去についた偽りは、
あなたの信用が崩れやすいものです。


信用とは信じることから生まれる行為ですから、
偽りがはいってしまうと、
人は信じられなくなる
ものです。

もしかして目の前の人は、
あなたが事実ではないことを知っているなら、
それを実績として信用しなくなるかもしれません。

だからこそ、好転策は、
厳密に正直であろうと努めることです。

そして結果的に
偽りにならないようにしていくことが
大事な取り組みです。


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悩み3
自信がすっかりなくなってしまった

真因: 嘘をついていること。
大きな嘘はもちろん、ささいな嘘も。

解決策:嘘をつくことを止める

好転策: 他人を誤魔化そうとするのをやめ、
本当の自分を表に出すこと。

補足解説:これは不正直と同じような構図です。
嘘は、信じるという前提を覆すものです。

重力はなぜあると信じられると思いますか?


それは、重力が地球上にいれば常に
同じだけかかるからです。

つまり、時々、重力が働かない、
なんてことがないから
こそ、
僕らは、学校で重力があることをならい、
僕らの日常には、重力があると
信じることができる
んです。

これは”嘘をつかない”
と同じです。


常に実行される、ということは
そこには規則性があり、
例外がないということです。

嘘は例外のようなものですから、
一度でも嘘をつくなら、
疑わざる得なくなります。


そんな状態で、どうすれば、
自分を信じるという行為ができるでしょうか。


嘘をつかなくなった部分だけ
自分を信じられる範囲が広がるものです。

もし駆け出しのデザイナーであれば、
自分のスキルが常に一定のクオリティで
成果物が挙げられるようになって
初めてスキルの自信がつくものです。

でも仕事をしたことがなければ、
その自信は揺らぐでしょう。

なぜなら仕事というシーンにおいて、
そのスキルがきちんと活用できるか
わからないからです。

だからこそ、シーンにおいて、
そのスキルがどこまで使えるか、
評価されるのか、という観点で
自分のスキルが信じられるか
どうかをみてしまいます。

成功体験も大事ですが、
嘘をつかないことが
嘘にならないことが、
自信につながります。

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悩み4
仲違いや対立がよく起こる

真因: 二枚舌であること。
相手によって言うことがまったく違っていたり、
その場の形勢によって立場をコロコロと変えること。

解決策:二枚舌であることを止める。
相手によって言うことを変えない。
立場をコロコロ変えることを止める。

好転策: 誰に対しても、
正直で一貫した立場をとること。
また、正直だとしても、
誰かと誰かの間に溝をつくったり
深めたりする内容ならば、発言しないこと。

補足解説:
対立とは、立場が向き合うことです。
もし不正直で、事実とは違うことを
相手に伝えていて、それが相手にとって
よくないこと、受け入れ難いものであれば、
対立構造になってしまうことはよくあります。

きっと経験があるでしょう。

仲違いや対立は
嘘や不正直が関係しますし、
もっといえば、分離してしまうような
発言や行動が元になっています。

だからこそ、一貫した態度や発言が重要です。

また仮に正直だったとしても
相手を陥れたり、
自分にとって都合の良い発言は
対立構造になりがちですから、
とても大事なことです。


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悩み5
自分や自分のアイデアを
尊重してもらえない

真因: ムダ話。
真実かどうかわからない噂話。

解決策:ムダ話を止めること。

好転策: 相手の時間を奪うだけの話をすべてストップし、
話す内容においては、真実かつ善良かつ、
相手にとって有用なときだけ、その話をすること。

補足解説:
ムダ話とは相手にとって、嘘がはいっていたり、
良いことではなかったり、有用ではない話
です。

逆の立場であれば、
イメージしやすいかもしれません。

常に、言ってることが嘘であれば、
その人の話は信じるに値しない
と思うはずです。

常に、言っていることが悪いことであれば、
そんな話は聞きたくない
と思うはずです。

常に、言っていることが為にならない
どうでも良い話であれば、退屈
だと思うはずです。


そんな相手なのだとすれば、
どんなに熱心に話をされても
すごいアイデアだったとしても、
採用したくないのではないでしょうか。

いや、むしろ、
話すら聞かないのではないでしょうか。

アイデアを採用されないということは
相手から見たら自分勝手に振る舞っている
のです。

もしそれがどんなに正しくても、
間違っていなかったとしても、
親身になっていたとしても
相手にとって善良で有用でなければ、
話を聞いてもらえません。

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悩み6
実行力がなくなってきたように思う

真因: ムダ話。
本当には実行する気がないのに、
壮大な計画を立てて、それを話すこと。

解決策:ムダ話を止めること
実行する気がない話をしないこと。

好転策: 相手に関係し、
本気で実行する気のある話だけをすること。


補足解説:
相手にとってのムダ話は、
自分にとってもムダ話になるものです。

そこに嘘があるなら、
どうして自分を信じることはできるのでしょうか。

実行できるかどうかわからないものを話して、
どうして実行できると信じられるのでしょうか。

実行力がなくなってきたように感じるなら、
それは余計なことを言ってしまって、
本来の実力を見誤っている証拠です。


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悩み7
望みや願望が実現しないことが多い

真因: 常に必要以上を求めること。

解決策:必要以上を求めることを止める。

好転策: 自分の望みを叶えるのに、
必要なモノや量をハッキリさせること。
そして、必要以外のモノを必要な人に分け与えること。

補足解説:
多くの人は望みや願望を
定量的にしない
傾向にあります。


もちろん、
定量的にできないものも多いでしょうが、
具体的ではなく、
抽象的に捉えたままにすることが多い
ものです。

しかしこれでは、
何がどれだけ必要なのかがわからない
という状態
になってしまいます。

何が必要なのかがわからないのであれば、
用意することもできません。

そして、用意することができないのであれば、
望みや願望も叶うこともありません。


だからこそ、まず何が必要なのかを
はっきりさせ、その上で、必要なものだけを
手に入れていきましょう。

必要以上に求める行為は、
結局、何も手に入らない現実を
生み出してしまいます。

これは貪りと同じです。
あれもこれも、は何も手に入らないのです。


何かを手に入れたいなら、
今、何にフォーカスするかを
考えてみましょう。


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悩み8
どこまで成功しても充実感がなく
満足できない

真因: 他人との比較。
他人を「いいなぁ」と羨ましがったり妬んだり、
自分を「なんでこんなにダメなのか」と卑下してみたりすること。

解決策;比較を止めること。
妬んだり、悔しがったり、卑下することを止めること。

好転策: 自分のすべてが
100%完全に成功していることを知ること。
そして、その原因を欲しい結果が得られるものに
1つずつ丁寧に変更していくこと。


補足解説:
100%成功していると思えないかもしれません。

でも、現実創造のメカニズムを理解すれば、
望みのものはすべて手に入っているとも言えます。

なぜなら、いまここで意図したものが、
未来にやってくるように
メカニズムは働くから
です。

つまり、
意図したものはすべて手に入っているんです。

そして、僕らは、
いまここで未来に欲しいものを予約しています。

この関係性に気づけないだけです。
気づいてしまえば、
すべてが100%完全に意図通りに成功しています。

わざわざ外の事象である
他者と比較する必要はないんです。


満足できないというのは
虚の道
です。

求めれば求めるほど、
どんどん強くなっていく
どんどん欲しくなっていくものです。
際限はありません。


そうなる前に、
目の前に手にあるものを
丁寧に確認していきましょう。


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今回はここまで。

目次


よき行為がよき結果に
結びつくことを体験しよう

今回はいつもと違った感じでしたが、
いかがでしょうか。


ここに記載した悩み解決箇条書きは、
現実創造のメカニズムを知らなくても、
すぐに実践できるもので、
よくよく考えてみると、
当たり前のような話ばかりです。

とはいえ、重要なのは、
誰に対しても同じ態度でいる、
という点です。


以前もどこかで書いたような気もしますが、
脳は主語を理解しませんから、
自分に対して行ったこと(言ったこと)でも
相手に対して行ったこと(言ったこと)でも
関係がなく、そういう意図と行為で
行われたことだけが記憶されます。


ですから、子供に対して言うけれど、
自分はやらない、とか

尊敬する人に対しては良い顔をするけれど、
後輩に対しては辛辣である、みたいなことは、

複雑な現実を生み出すだけです。
 

よき行為をすればよき結果に結びつきますから、
誰に対してもよき行為をすれば、
誰からもよき結果となって返ってきます。


だからぜひ、一貫した意図と行為を
やってみてください。


こんなことを書いている僕も、
ついついまったく知らない人に対しては、
普段とは違う自分を見せてしまったり、

子供に言ってることでも、
自分はできていない、という部分も
多々あります。


その度に、襟を正し、
なるべく一貫した態度で過ごせるように
努めています。

以前書いたように、
これは誰が見ているわけではありません。

誰も見ていなくても、
あなただけが見ていることですから、
ちょっとくらい大丈夫、というものが
一切通用しない
ものです。

何せ記憶として残り続けるものですから。


だからこそ、厳密にやることに意味があり、
厳密にやればやるほど、
効果がものすごく出てくるもの
なのです。


ぜひ厳密にやってみてください。


現実が思うようにいかないな、
と思うのであれば、
今回の箇条書きは、
きっとヒントになるはずです。

そして、もし厳密にやれるなら、
3ヶ月もあれば、悩みが消えていきます。

特に収入の話であれば、
貰うばかりで提供できていないことが
真因
ですから、提供側に回ることです。

ケチという考え(意図)じゃなかったとしても、
結果的に、ケチの考えと同じ動き(行為)なら
それはそのようになるものです。

なぜならその行為が、
周囲の行為に影響を与えますから。

誰かに役に立ったり、
誰かの財産を増やす活動が
自分の収入に直結するからこそ、
他者に対してどう関わっていくか、が
とても大事です。


今回は以上です。
ヒントになればよいのですが。

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