現実創造のメカニズムと ビジネスの問題はどう関係するか?

どうも、内藤です。

今回の話は、
現実創造のメカニズムを
応用する話
です。

具体的な事例を出すので、
よりイメージがしやすくなるでしょう。


少し小難しい話も含めていますが、
きっとどこかのタイミングで
腑におちる時がありますので、
ぜひヒントにしてください。

さて。


ここまで何回かに分けて、
現実創造のメカニズムについて解説してきました。

それっぽい成功法則ではなく、
本当の相関関係について触れてきたのですが、
ここまででどういう印象を持ちましたか?


実際、蓋を開けてみれば、
おばぁちゃんの知恵袋的な、
当たり前のことばかり

だったのではないでしょうか。

もしそうだとすると、おそらくですが、
こんな疑問が出てくるのではないでしょうか。

「結局ビジネスでどのように生かせばいいの?」と。


イメージつかない、と思ったかもしれません。


この辺りは、実際、
これを読んでいる方の意見を聞かないと、
痒いところに手が届く内容にならないと思いますので、
QAコンテンツとして深掘りしていこうかと思います。

僕も初めはビジネスに活かすイメージが
すぐに湧きづらかった時期があります。

今でこそ、
それなりに見えている部分はありますが、
もう少し知らなければ
理解に至らない部分が多い
のも事実です。


そこで、今回は、
少しビジネスと現実創造のメカニズムを
絡めた話をしながら、さらに噛み砕いて
解説します。

さて、ビジネスとは、
お金の移動とサービス・商品の提供の
2つの機能を持っている
、という話をしました。

つまり、サービス・商品提供を
お金の代わりに交換する、
という行為がビジネス
です。


ここで
現実創造のメカニズムを考慮した上で、
重要な話をします。


それは・・・

あなたに起きている問題は、
顧客も抱えている問題
です。


ですから、
あなたの問題を解決していく行為そのものが、
顧客の問題を解決する行為に直結
します。


実はこれは、コンサルタントの極意だそうです。


どんなに優秀なコンサルタントでも
成功率は60%と言われます。

それを100%にするには、
コンサルタントが自身で抱えている問題を
コンサルタント自身が解決した時
です。


逆に、コンサルタント自身も
解決できていない問題は、
顧客に対して問題解決ができない問題として
ずっと残り続けます。


ですから、コンサルタントが
目の前にきた顧客の問題を
100%解決できるようになりたいのであれば、

自分の中から顧客に起きている問題から
自身に垣間見える問題を一切取り除く必要があります。

と書きましたが、イメージ湧きますか?

難しいですよね:笑

今はまだ、それで大丈夫です。
ぜひ考えてみてください。


これはどこかで理解できる
タイミングが来るはずなので
頭の片隅に置いておいてください。

僕も理解するまでに数年かかってますから:笑

さて、今回はそのヒントになりうる話をしつつ、
さらに深掘りしていきましょう。


もしあなたが
仕事の受注に困っているのだとすれば、
具体的に何をすれば良いと思いますか?


あなたが仕事の受注に困っているということは、
その仕事だけを見れば、結果的に

・経済的に安定していない、
・物質的な成功が得られていない

という状況です。

つまり、数万円しかお金になっていないとか
それだけでは食べていけないという状況
です。


そうであれば、現実創造のメカニズム通り、
周囲の経済的な安定や
物質的な成功を与えるような活動が、
種となる行動
になります。


また今、経済的に不安や安全ではない
という感覚があるのであれば、


なおさら、他人の益になる行為を
やっていくことが必須
です。


与えるからこそ、得られるのです。


ただ口を開けて待っていても、
得られることはありません。

さて、あなたが受注に困っている
のだとすれば
顧客も同じように受注に困っています。


なぜなら先ほどちらっと話をしたように、
自分が起きている問題は、
自分が他者に観測できる問題だからです。


だからこそ、
自分に起きている問題を解決することが、
他者の問題を解決していく行為になります。
言い換えれば、受注に困っている人を
あなたが助けるなら、
あなたの受注問題は解決に向かいます。


ではもう少し、あなた自身が仕事の受注に
困っている状況を想像してみましょう。

今の世の中で、ネットを活用して
ビジネスで受注を増やしたい人は
とても多くいますよね。


その結果、ホームページやLPを
お願いしたい
と思っていたりしますし、
存在を知らなくて、何か良い案はないか、
と思っている人はとても多くいます。


しかもこれだけネットが普及している時代でも、
ネットに詳しくない人はとても多いのです。


とても多いのですが、コロナの影響で
DXが叫ばれていますからニーズはあります。


それはあなたも同じでしょう。

あなたが仮にデザイナーとして
活動したいと思っているのであれば、
今、あなたはデザイナーとして
自分がビジネスをしていて、
さらに受注をして、もっと広げたいと考えています。


でもどうやって受注をすれば良いか、
わからないから困っています。


これは、顧客も同じです。


顧客も職種やジャンルは違えど、
どうやって受注すれば良いかわからないから
困っています。


もし、今あなたが受注するために、
できる選択肢があるとすればなんでしょうか?


まずできることは、
「知り合いに聞くこと」
でしょう。


あるいは自分が今交流している
コミュニティにそういう人がいないか?
を聞くこと
はできるでしょう。


この2つは、
すでに経験している人もいるかもしれません。


実際に、知り合いから受注してみたり、
関わっているコミュニティにいた
社長さんから仕事をもらう、
なんてことはよくある
のです。


もし、そこで自分のクライアントに
なりうる人が誰かいれば、
値段によってはお願いするよ、
ということになりますし、


誰もいなければ、
「知り合いにいないか?」
みたいな感じになるのです。


知り合いにいなければ、
「顧客はどこにいるのだろうか」
という相談のような雑談みたいな話をして、

それっぽい有名どころを紹介されたり、
たまたまよかったところを教えてもらったり、
何かしらキーワードをもらえたりします。


これはあなた自身もそうでしょうし、
顧客も同じことをやっています。


さて、他にやることはなんでしょうか?

あなたが普段みているメディアで、
受注や営業に関する情報が
流れていないかを見てみること
でしょう。


もしデザイナーなのだとすれば、
ランサーズやクラウドワークスといったものが
よく言われますから、
誰かから教えてもらって、
そういうところを見る、
なんてことをするかもしれません。


あるいは、あなたが普段、
Youutbeをよくみているのだとすれば、
営業にまつわる広告をみたり、
関連動画で仕事につながる受注方法を
解説している動画を見ているかもしれません。

これは顧客も似たようなことをしています。


つまり、
顧客がデザイナーを探しているのだとすれば、
誰かから、ランサーズやクラウドワークスなどを
紹介されたら試しにちょっと見てみよう
と思うものですし、

普段その人が馴染みのあるメディアがあれば、
そこに流れている広告や
関連記事、関連動画をみて、
それっぽいキーワードをみると、
なんとなく見るのです。

しかし、多くの場合は、それで終わりです。


つまり、それ以上のことはやらずに、
自分の仕事をもっと受注する方法はないか?
を思い悩むことが多い
のです。

ですから、

・自分で探しに行くという検索行為
・よくわからない制作会社に問い合わせをする
・異業種交流会に出る

みたいなことは、よっぽどではなければ、
すぐやらないものです。


めんどくさいっていうのもありますし、
よくわからないから、という理由も大きいでしょう。


あなたもよくわからないから、
積極的にやらないはずです。

受注したいという気持ちはあっても、
未知なことは多いですし、
頑張ってやっても、
「もしかして結果につながらない」
なんて可能性もありますから、

それよりは結果がはっきりわかっていることを
やりたくなりますよね。


それは受注に困っている顧客も同じです。


受注に困っているからといって
戦略的に何かをするというよりは、
今来ている目の前の仕事を
優先させて取り組んでいる
ものです。


ここは問題を抱えているあなたも
顧客も同じ構造
なんです。


では、ここで、

「仕事を受注したい」

と思っているあなたは

「本当はどうなったら嬉しいか?」

を考えてみましょう。


つまり理想です。

あなたは今、受注に困っています。

でも、もし目の前に、
自分の問題を解決してくれる人が
都合よく現れたらどうですか?


もっと言えば、
「あなたにデザインをお願いたいです」
という人が現れたらどうでしょうか?


あるいは、
「あなたにデザインの仕事を
 お願いしたい人を連れてくるよ」
という人が現れたらどうでしょうか?


そんな嬉しいことはありませんよね。

現実創造のメカニズムはシンプルです。


理想となることを、
今から自分でやることです。


つまり、好転策は、
受注に困っている人の前に現れて、
顧客の受注問題の解決のお手伝いをする

です。

さて、本来は真因を
取り出したいところですが、


今回は以前共有した
悩み解決箇条書きから、
経済的に安定しない悩みの真因は
すでに出ていますので、
それを採用します。

真因は

・ケチな考え
・また自分がいかに損せずに
 利することばかり気にしている

とお伝えしています。


解決策は

ケチな考えをやめて、
損せずに利することを気にすることをやめる

です。

ただ、これだとイメージが湧きづらいですから、
もうちょっと具体的に書きます。

今回の解決策は、

自分が普段見ているメディアや
普段よく行く場所にしか行かないことをやめること。

でしょうか。

わざわざ顧客のために外に出ないこと、
相手の目の前に届くように
情報を出さないことが、
結果的に、自分が損せず利すること
につながっています。

つまり行動範囲が狭いことが、
自分の情報を出さないことが
そもそも顧客と出会えない種を生み出しています。

また他には、何をすれば良いかわからずに、
立ち止まることをやめる、
とかも解決策の1つ
でしょうか。

立ち止まっているのは、顧客も同じです。


だからこそ、
問題は問題としてあり続けるのです。


この問題は顧客の問題でありますが、
同時にあなたの問題
です。


あなた問題はあなたしか解決できないですから、
あなたが主体的に動くしかありません。


主体的に動くということは、
見方によっては損することもあり得るのです。

もちろん、得られるものは
とてつもなく多い
のですが、

損するかもしれない、という理由で
・行動をやめてしまう、
・受身的になってしまう、

という原因行動をとっている人はとても多いものです。

もし、あなたが
主体的に動くことができるなら、
状況は変わっていきますし、
もし人のためになれることを
やっているのであれば、
あなたが経済的に安定し、
物質的に成功を得られる状態になります。


逆に、安定せず、安心できず、
経済的に困っているのだとすれば、
人のためになることを
やれていない可能性が高いのです。

実際、仕事を受注できている人は、
相手の目が届くところに営業をしています
わかりやすいメッセージを発信
し、
時には相手が届くところに広告を投げています。
また作品を作り続ける(仕事をする)ことで、
噂になったり、紹介されたりして、
依頼したい相手に情報が届いている
のです。

受注できていないなら、
それができていないのです。


だったら、今やっていることを
なるべく人のために貢献できるようなことに
変えていきましょう。

好転策は、受注に困っている人の前に現れて、
顧客の受注問題の解決のお手伝いをする

わけですが、方法は考えればいろいろあります。


もう少し具体的にアプローチしてきます。

受注に困っている人の前に現れる、
という行為は、
今の時代リアルでもできますし、
ネットでもできます。


重要なのは、
「顧客の目の前に現れること」
ですから、
顧客が普段から見ているメディアで
情報発信をしたり、
顧客が普段参加しているコミュニティ
積極的に参加し、
自分の存在を見せていくことです。


つまり、
リアルな活動なら、名刺交換や
コミュニティに参加する、
交流することも存在を知らせる活動ですし

ネット上の活動なら、
ブログを書いたり、
PRしたり、広告を出稿したりすることが
存在を知らせる活動です。


そうなると、
顧客が普段見ているメディアはどこなのか?
を調べなければ、
そこに対してアプローチはできません
し、

顧客が普段参加しているコミュニティが
どこかのか?がわからなければ、
積極的に参加することもできない
ですよね。


その時、初めて、
リサーチというスキルが重要になってきます。

「顧客はどこにいるのか?」


そして、顧客は誰なのか?がわからなければ、
そもそもリサーチのしようがありません。


なぜなら普段見ているメディアも、
普段参加しているコミュニティも、
顧客に紐付きます
から。

もし相手にしたい顧客が、農家の人であるなら、
ネット上の広告を投げることよりも、
農業新聞に広告を出す方が効果があるでしょうし、
農協といった場所にアプローチする方が良いでしょう。

なぜなら彼らはそこをよくみていて、
そこに普段から出入りしているから。

facebookなんて見てないかもしれませんし、
アメブロなんて見てないのかもしれないのです。


見てないところに毎日頑張って投稿しても、
相手にとって目の前に現れた、
とはならないのです。


よく考えれば当たり前のことです。

もし相手にしたい顧客がリアルの経営者で
二代目、三代目であるなら、
商工会議所の青年部に入る方が
ずっと接触できる可能性は高いのです。


もし相手にしたい顧客が大学生であれば、
大学校内の張り紙に貼るとか、
大学周辺の道端でチラシを配る方が
ずっと良いかもしれません。
あるいは、大学生がよく参加する
イベントとコラボするとか、
学生の内々で広まっている、
先輩から代々伝わる、
先人の知恵と呼ばれる秘密のレポートに
こっそり案内がある方が確実です。


いずれにせよ、
あなたがどんな顧客を相手にしたいのか?で、
その顧客の普段見ているメディアや
参加しているコミュニティを
特定することはできません。

だからこそ、ビジネスを改善する上で
顧客が第一にチェックされるポイント
なのです。


逆にそのメディアやコミュニティを
特定できれば、集客の難易度はかなり下がります。


先ほど解説したように、
受注したいと思っている人は、
なんとか現状を変えたいと
思っているにも関わらず、
あなたと同じように、
どうすれば良いかわからず、
立ち止まっている
わけですから、


代わりにあなたがその人の目の前に
現れることができるのであれば、
それほど相手にとって嬉しいことはない
のです。

探す手間が省けた、と。


それをやるからこそ、
相手はあなたに仕事を依頼したいと思うんです。

だって相手はデザイナーを探していて、
受注に関する問題を解決したいと思っていますから。

逆の立場であれば、どうでしょうか?

本当に欲しいものを相手に与えること


それが現実創造のメカニズムを
わかりやすく運用するコツです。

目次

自分の問題を顧客の問題を
照らし合わせて、考えてみよう


いかがだったでしょうか。

少し長くなってしまいましたが、
今回は現実創造のメカニズムを応用しつつ、
ビジネスでよく言われる問題について
深掘りしてみました。


少しは理解が進みましたか?

あなたが今抱えている問題は、
顧客も抱えている問題
です。

あなたができていないことは、
顧客もできていないこと
です。


ですから、それを
まず先に相手に与えることが、
結果的に自分が得られます。

もちろん、
今回の話はある側面での話ですから、
実際にはもっといろんなものが絡み合っています。

例えば、
「今お金がないから、なるべく安くやって欲しい」
と思っているのであれば、
「相手に安くやってあげる」
ということが好転策になるわけですが、


もしあなたがそれと同時に、
自分のことをもっと高く評価してほしい、
と思っているのであれば
「なるべく安くやること」だけが
好転策になるとは限らない
のです。


なぜなら「安くやること」と
「高く評価すること」は矛盾する要素に
なり得るのです。


それは、
あなたが高く支払うこと=高く評価する
と思っているのであれば、
安くする行為は低く評価する、と紐づきます。


仮に相手が高く評価してたとしても、
得られる金額が低い、ということは
現実に起きてくるので、
「本当は評価してないんじゃないか?」
と思ってしまうこともあります。


ここが面倒と言いますか、
自分が本当に望んでいることを
適切に取り出さないと、
好転策を間違えてしまう
ので
難しいところです。


ですから、
ビジネスで現実創造のメカニズムを
うまく応用したいと考えるなら、


「本当はどうしたいか?」
を丁寧に正直に自分の言葉として
取り出せることが重要
です。

今、お金が欲しいと思っているのであれば、
適切な価格設定を行うべきです。

だってそれが望みですから。


ただそれだけでは、
満たせないところも出てきます。


つまり、問題が解決できないのに、
高いお金を払いたくない、
というのは顧客も同じ
ですし、
あなたも同じはずです。


であれば、それが叶う
理想をきちんと取り出し、
そういう行為を実際に
やっていく必要があります。


今回は以上です。
ヒントになれば良いのですが。

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