こんにちは。内藤です。
フリーランスというと、会社員と違って、
固定給ではないし、退職金はないし、不安定すぎる、
と思っている人は多いかもしれません。
確かに全くの装備なしの状態、
つまり、仕組みもなければ、ツールもない
ライブラリーやアセットも使えない
そういう会社で整備されていたものや
装備を準備しなければ、
その危険度はサラリーマンの比ではありません。
これは事実です。
逆に適切な装備をすれば、
むしろサラリーマンと同様の安定も可能ですし、
自由度はあると僕は思っています。
例えば、サラリーマンに相当するような
固定給を生み出したいのであれば、
月額サービスを準備すれば良いでしょう。
月額サービスというとイメージが湧きづらいかもしれませんが、
例えば、何かスキルや特技があるなら、
通信講座を運営する、でも良いでしょうし、
毎月顧問契約としてサポートに入る、でも良いでしょう。
実際、僕もそういうサービスを持っています。
あるいは電子書籍でも作ってみて、
kindle unlimitedに登録して、印税を狙うとかでも
いいかもしれません。
プログラムが作れるなら、月額制のアプリとか
作ってみても良いかもしれません。
やり方はそれこそ色々あります。
僕は月額制のサービスとして、
通信講座の運営もしていますし、
毎月の顧問契約で法人をサポートしているものもやっています。
僕の場合は、仕事のスタイルにちょっとこだわりがあるので、
成果報酬型にしていて、毎月一定の額が収入として
入ってくるわけではありませんが、
それでも毎月大体同じくらいの金額は収入として実現しています。
フリーランスで収入として安定するには、
固定給に相当するようなサービスを、
どう自分なりに作れば良いか？
をきちんと考えていくことです。
常にクライアントワークをしていては
労働集約型のモデルになってしまうので、
それだけに依存しないようにするっていうことですね。
これはよくいう
「仕組みを作っていきましょう」
という話にも関係してきます。
「別に固定給なんてなくても、
仕事が安定して入ってくるからいいよ」
という考えならそれでも良いでしょう。
それは人それぞれの考え方です。
そういう人であれば、
安心して仕事を投げれる仲間が
周囲にいると、自分が困った時に
助けてくれますから、人脈を確保しておく、
という発想の方が良いかもしれません。
「仕組み」というとどうしても
WEBサービスを使って自動的にサービスが
売り上がる、なんてことを想定する人が
いるみたいですが、
別に、会社のように組織を作ることも
十分仕組みの１つだと思うのです。
どういう形であれ、
フリーランスで固定給に近い状況を
作り出すことは可能です。
また「退職金」も同じです。
単に貯金していきましょう、という
話もできますが、
「小規模企業共済」
というものが、共済制度としてあります。
小規模企業共済については、
あの有名な創業手帳さんが解説してくれてます。
参考にどうぞ。
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小規模企業共済とは。メリット・デメリットや、解約方法などを徹底解説。
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僕からは、ものすごくざっくり説明しますが、
廃業したら受け取れて、税務上は退職金扱いになる、
個人事業主でも受けられる退職金制度です。
もちろん、サラリーマンであれば、
会社でやってくれていた
積立みたいなものを自分でやっていく
というものですが、
この共済のいいところは、
積立そのものが「完全控除扱い」というところです。
毎月の掛け金は1000円から70,000円の間で
自由に設定できますし、加入後から増減が可能です。
デメリットといえば、
加入期間が短いと元本割れする可能性がありますが、
長くフリーランスをやっていく予定があるなら、
退職金も作れますし、控除扱いにもなるし、おすすめです。
また共済以外にも民間の保険会社で
積立をする、というやり方もあります。
この辺りは保険会社の保険サービスなどを
詳しく勉強すれば、いろいろあったりするので、
お金についてあれこれ気にしているのであれば、
こーいうやり方も存在する、という知識くらいは
知っておいても良いと思うのです。
「フリーランスは不安定だ」
というのは大体の場合、あまり知識がなく、
どうやって集客をしたら良いかわからない
仕組みを作ることを前提としていない
という人たちの言葉であって、
実際のところは、ただの誤解です。
確かに、なんの装備（知識やスキルや仕組みなど）もなしに
フィールドに出かけたら、
そりゃスライムに一撃でやられる可能性はありますが、
どういう装備をして、
どういう人をパーティにするかで
いくらでも強くなれたりするものです。
「フリーランスは不安定だ」
というのも、
「なんの装備なしに戦えば」
という前提が入っているだけですから、
ぜひ、適切な装備をした上で、
フリーランス生活を送っていきましょう。
