こんにちは。内藤です。
フリーランスで活動していく上で、
地味に出費としてかさむのが健康保険です。
あれです、国民健康保険です。
収入がそれなりにある場合、
びっくりするくらい健康保険のお金がかかってきます。
しかも日々の生活を丁寧にいきていればいるほど、
病院に行く機会なんかほとんどないわけですから、
毎年の健康保険に意味を見出せなくなってしまう
なんてことはあるかもしれません。
実際、僕がそんな状況です。
しかも西洋の医者が本当に力を発揮する時って
緊急を要する医療である救急か、外科くらいです。
診断含めた計測系もそれなりに精度は高く信頼性もありますが、
まだまだ東洋の医者には敵いません。
中国には医者のレベルがあるそうで、下から、下医、中医、上医の3つの区分があります。
西洋の医者は、その中でも「下医」という最も下のクラスです。
下医は薬でなんとかしようとする医者ですね。
食事とか生活とかでなんとかしようとするわけではなく。
そう考えると、東洋の医者(鍼灸など)の方がよっぽど頼りになります。
そんな高い健康保険を支払わなければならないのですが、
そういう時に使えるのが
「文芸美術国民健康保険組合」の健康保険です。
名前の通り、
文芸・美術・映画・写真に関わる人のための
健康保険です。
最近はいろんなものがありますので、
ぜひ一度、検討してみては、と思う
健康保険です。
この保険は
デザイナー、映像クリエイター、プログラマー
など創作活動に関わっている人であれば、
該当する可能性が高いものです。
国保の場合、昨年の収入に応じて負担額が決定しますが、
文美国保の場合は、基本は「一定」です。
なので、安定して収入が高い人にとっては
無駄な出費を抑えることができます。
逆に、ずっと低収入の人は
国保の方が安いこともあるので、
「自分の収入がどうなのか?」と
「文美国保と国保どちらが良いか?」
は一度確認すると良いでしょう。
また文美国保の場合は、入会費がかかります。
これはジャンルによって文美国保を提供している
加盟団体が異なり、その加盟団体の入会費としてかかる金額です。
他にも多くの加盟団体では、
月会費としてかかる場合や
年会費としてかかる場合があります。
ですから、自分がどんなジャンルの仕事をしているのか?
そのジャンルではどんな加盟団体があり
どういう入会費と会費があるか?を把握した上で、
国保との差分を検討すると良いでしょう。
いずれにせよ、
年収がそれなりに高い場合は、
検討の余地がありますから、
考えてみましょう。