駆け出しが意識しておきたいフリーランスの単価アイデア:特典をつけられないか?

どうも内藤です。

今回は単価の話をしていきます。

意外にこれはやられないことですが、
効果のある話題の1つです。

ビジネスをある程度、勉強されている方で
さらにコピーライティングを学んだいる人は
すごく当たり前のことですが、
クリエイターという職業になった途端に、
やられなくなることの1つとして

“特典をつける”

という行為です。

クリエイターとして単価を上げていきたい
と考えた時に、やれることは

・今受注中しているサービスの単価を上げること

・サービス内に含まれていた無料のもの(ヒアリング、見積もり)などを有料にすること

・一緒に依頼した方がお得なサービスをついでに提案すること

などなど、が考えられるわけですが、
もう1つできる小手先テクニックとして

“特典をつける”

というものがあります。

“特典”という言葉が微妙だな、と思うのであれば、
“プレゼント”でも良いでしょうし、

仕事を依頼してくれたせめてもの
“感謝の気持ち”でも良いでしょう。

言葉の響きは自分がしっくりくるもの
選んでもらえれば、問題はありません。

今回お伝えしたいことは、
本来サービスとして含まれていなかった
個別サービスをこっそり入れられないか?
という話題です。

ここでは、”特典”という言い回しで
話を進めていきます。

特典は新規のお客さんに最も効果のあるものです。
多くのクリエイターは

・デザインをする
・映像を作る
・画像を作る
・音楽を作る
・写真を撮る

などというサービスそのものを提供しがちです。
そしてそれで終わってしまいます。

しかし、さらにそこに、

・非売品の商品を特典で渡します
・今ならもう一枚画像作成します
・ダイジェスト映像を作ります
・今すぐ使えるテンプレート集をお渡しします

というような、最も簡単で
効果のある”特典をつけること”

満足度を上げたり、受注をしやすくできます。

事前に準備は必要ですが、
新規であれば、確実に効果のあるものです。

「単価を上げる」という発想においては
特典ありきでサービス全体の単価を上げておくわけです。

特典として渡すものは
できれば、ちょっとした冊子や
講座、テンプレートなど
仕事を受注しても新たに仕事が発生しないものが良いでしょう。

もちろん、工数が少なくて済むものであれば、
特典にしてしまっても良いかもしれません。


重要なのは、他社がやっていない
ものをサービスとして盛り込むこと。

そして、自分が提供したサービスを
より効果的に使えるような特典だと喜ばれます。

また特典をつける時に重要な考え方として、
「サービスも受けたいけど、 実は特典の方が欲しいんだよな」
と思われるような特典にすることです。

例えばコンビニと有名な作品がコラボしている
商品ってよくありますよね。

エヴァとか、リラックマとかワンピースとか。

そういうものは、商品も欲しいけど特典で付いている
グッズが欲しいから買う
、という部分が大きいのです。

そのために、特典もそれなりに時間をかけて
準備したものが良いですし、随時バージョンアップできるようなものが良いでしょう。

もしすでに、
・テンプレートを作っていた
・何かしらの講座をやっていた
・ブログで解説する記事を書いていた

というように、流用可能なコンテンツや素材を持っていたとすれば、
それをサービス向けに再パッケージするだけで
すぐに特典として使うことも可能
です。

気づいた人がいるかもしれませんが、
クリエイターは講座運営やテンプレートといった類と
ビジネス上、とても相性が良い
んです。

話を戻しますが、始めるときは大げさなものではなくても、

「あ、これはあったら嬉しいだろうな」

というところから始めるとハードルは低いはずです。

特典といっても、どんな特典が喜ばれるかわからない・・・
という場合なら、お客さんに直接話を聞いてみるのが一番です。

ぜひ”特典をつける”という発想で
自分をサービスを考えてみてください。

PS:そうそう、この特典という発想、
パッケージ内に特典枠として入れ込む他に、
パッケージには入っていないけど、
仕事が終わった後に、こっそりお渡しする
というやり方もあります。

その場合は、単に満足度が上がるという
話になりますが、サプライズみたいなものですね。

ビジネスとは、如何に自分の得意分野で
お客さんを満足させられるか?

というものと言えるので、

“サプライズ”

ができるような驚きを提供できると
良いビジネスができる
と思います。

特典も”見せ方”のお話ですから、
相手に自分のサービスをどう見せて、
最高のパフォーマンスを提供できるか?

を考えてみるとヒントになるはずです。

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