父性と母性にまで昇華してますか?

どうも、内藤です。


前回、男性性女性性という話をしましたが、
今回はそのさらに上の概念である、
父性・母性という話です。


その名の通り、
父親が持っている感覚と
母親が持っている感覚です。


これは子供がいるからこそ
芽生えてくる感覚だと思いますが、
男性性女性性をそれぞれ適切に
磨いていくことで、

どちらも自分の心に
芽生えてくる感覚
だったりします。


ですから、実際には、
子供がいるかどうか、
というよりは、
適切に男性性と女性性を
成長させることができるか?
が重要
になります。


とはいえ、子供がいる人にとっては、
すでに持っている感覚でもあるでしょう。

ただ、それがかなり限定的に
存在している
のでは、というのが
僕の現在の理解です。


さて、少し話が変わりますが、
新しいコミュニティに入った時に、

「ちょっと発言しづらいな」

と感じることってありませんか?

こんな発言して受け入れてくれるんだろうか?
という不安ってないですか?

居心地が良い場所にずっといたいと思っているけど、
成長をなかなか感じられなくて、
もどかしくなることってありませんか?


これは、その人がどのように振る舞うかによって
感じ方が異なるわけですが、

日本人であれば、
結構そういうことを感じる人は
多い
と思うのです。

これはどうして起きるのでしょうか。


根本的な原因の話ではありませんが、
ある側面での話をしましょう。


僕らは男性性の強い社会システムの内側で
過ごしすぎているので、
多くの場合どうしても突発的に
自分の女性性を守ろうとする傾向にあります。


なぜなら、社会が男性性に偏っているので、
いろんな制約を受けるから。


目標設定をしなければいけない。
評価をもらうために、成果を出さなければならない。
数字で物事を把握しなければいけない。
早く決断しなければいけない。
結論から言わなければならない。

男性性にばかり偏っているから、
そこに慣れない人は、
その社会によって自分自身の感情を
蔑ろにすることが多い
のです。

会社が楽しいぜ!
自分が発揮できる!
今の仕事は生き甲斐だ!


というふうに、自分の感情を
抑えられることがなければ、
そういうこともない
わけですが、

大体の場合、自分の気持ちとは別に
仕事をやらざる得ない状況の人が多い
わけです。

感情は、女性性。
思考は、男性性。


だから、感情を抑える方向に
働いてしまえば、
自身の女性性を閉ざし、
代わりに男性性が頑張って、
どんどん疲弊していきます。


今、そういう構造になっている人が
かなりの割合で多く、
社会によって男性性が傷ついている
と捉えることもできます。


そんな傷ついた男性性が
求めるものはなんだと思いますか?

それは、母性です。

要するに、母親ですね。

母親って偉大じゃないですか。


自分の良いところも
ダメなところも、
嫌味は言うかもしれないけど、
なんだかんだ受け止めてくれる
大きな存在です。


男性であれ、女性であれ、
僕らは全員、父親からではなく
母親から生まれてきていますから、

やっぱりその母親の存在ってすごく大きいんです。

だから、ダメな自分を受け入れてくれるところを探したいと思うし、
多様性を認めてくれるところに行きたいと思う。

昨今、コミュニティが流行っていますが、
流行っているコミュニティというのは、
そういう母性の受容してくれる環境を
男性性が求めているから
です。

そしてコミュニティに求められるものは、
“心理的安全性”
と言われたりしますが、

傷ついた男性性を癒すために、
必須
だからです。


だって、必死に守ってきた女性性を
ちゃんと解放できるのって、
母親しかいないですよね。

だからこれは、
女性性が強いだけでは、
ダメ
なんです。

要素としては満たすこともあると思いますが、
どうしても頼りない面は出てきます。


彼女には頼りたくないけど、
母親には頼る、みたいな感じかもしれません。


男性ってのは、やっぱり女性の前では
強くいたい
と思いますから。

彼女と母親では次元が違います。

だから母親をイメージして欲しいんです。

今の世代の母親は
僕はちょっとイメージが
わかんないんですけど、
昭和の世代とか、それ以前とかが
もしかして合ってるのかもしれません。

肝っ玉母ちゃんじゃないですけど、
やっぱり頼りになるじゃないですか。


掃除洗濯はテキパキこなすし、
料理についてもとても詳しい。
栄養面でもちゃんと考えていて、
知識もしっかりある。

子供が怪我しようもんなら、
適切に対処して、

いざって時でも、しっかりしてる。


その点、男性はオロオロするだけですからね:苦笑

もちろん、男性も男性性を磨き上げ、
女性性を磨き上げれば父性になっていき、
頼もしい父親として振る舞えるんです。

妻とか見てるとやっぱりそう感じます。
子供生まれる前までは
女性っていう感じでしたけど、
子供が生まれてからは、
日に日に磨きがかかっていて、
料理の腕も上がってるし、
娘が生意気言っても、
笑ってちゃんと気持ちに沿って対応する。

子供の体調に真っ先に気づくし、
いざって時は、救急車を呼ぶのも即決。


僕なんかただ怯んでるだけですから:苦笑

そう考えると僕の方がまだまだ
男性性も女性性も育て上げられていないな、と感じています。


妻のお母さんとか見てると、
さらにその上をいき、
いろんな日々の生活の知恵を教えてくれます。

え、菩薩・・・?

と言いたくなるくらいなんですけど、
そういうのが、まさに母親というか、
母性という感じがするんです。

でも、ただ女性が普通に過ごしていては
そうはならない
と思うんです。


子供がいるからこそ、
たった1人で家事をやりくりしなければ
いけない大変な状況に追い込まれたり、


体調不良でどうすればいいか
わからない状況に何度も立たされ


わからないなりに勉強したり実践して、
たくさんの経験を積んでいるからこそ辿り着いた境地だと思うんです。

夫が会社で頑張って仕事している間に
妻はそれ以上に大きな不安と大きな役割を
必死になって果たそうとして至った結果。

困難な状況に立たされたからこそ、
女性性だけではなく男性性も育ち、母性に至る。

以前も書きましたが、
女性性に偏っている人は、男性性を磨く必要があります。

女性性が強いだけでは、どうしても何かに依存して生きることになります。
だから、より実行力をつけていく必要があります。

女性性原理は、共感であり寛容ですが、進展しづらい側面があります。
ふわっとしたコミュニティで何も成果が上がらないのは、現状をよしとするからです。

居心地は良いんですが、なかなか成長しない。


一方で、男性性に偏っている人は、女性性を磨く必要があります。
女性性は包み込む、優しさがあるから、
それがないと、弱い誰かを傷つけながら生きることになります。

だから男性性が強い人は、より寛容になる必要があります。


男性性原理は競争原理であり、対立を生みやすい。
どんどん区切って行き、強いところで勝負したがりますからね。
そして、弱いものを排斥していく。

そして、受け入れられない人をすぐブロックしたり、排除する。

片方だけではダメなんです。
男性性をきちんと育み、女性性はきちんと開放する。

そういう意味で、
僕も含めて、僕らはまだまだ子供なんだと思います。

だから、すぐに対立をするし、
共感だけで居心地がいいから、現状維持で止まってたりします。


僕はどちらかといえば、
男性性が強い方ですから、意識しないと
すぐに人を排除しようとしますからね:苦笑

都合の良い人だけを周囲に置きたくなる。

そうなっちゃうと嫌だなと思うから、
SpinsCre@tionみたいな
コミュニティ?チームをやってたりするんですけど。

そういう意味で、僕より田中さんは女性性が強い方ですね。
喋り方からして、そういう雰囲気しますしね。

時代には田中さんみたいな人の方が
受け入れられると思うんです。

僕は負けず嫌いだし、
競争するのは好きなんです。
いろんなものを数値化するのも好きだし。

まったく女性性が育ってないわけではないですが、
やっぱり女性性が強い人には敵わないなぁと思ったりします。

眩しすぎて:笑


だから僕が学ぶべき人は
女性性の強い人から
なんです。

排除すべき対象ではなく。

いずれにせよ、
僕もまだ成長途中で、
子供だなと思ってたりします。

女性性が育ているのか、
男性性が育っているのか、
は人によって全然違います。

その比率も異なるでしょう。

こればっかりはちゃんと自分が自分で
把握しておく必要がありますし、

できれば、育ってない方を
育てるような動き方を
日々の生活に入れておくと良い
と思います。

初めはね、やっぱり居心地悪いですよ:笑
だって、気に入らないこととか
許せないこととか、多いですから。

でもそれは自分が子供だから
そうなるだけなので、成長すればいいんです。


お金を稼ぐ、なんていうのは
男性性スキルがかなり求められますから、
女性性が強い人が、そこにチャレンジするのは良い活動だとは思います。


厳しい環境かもしれませんが、
得られるものは大きいですしね。
お金も手にはりますし、スキルも手に入りますから、
物質的な面で、ダイレクトに直結します。


それを、


「わかんない!やめ!」
とか
「自分は得意じゃないから」

で、放棄するのは簡単なんです。
楽な道に逃げた分、皺寄せは来ます。


もちろん、余計なことはしなくてもいいと思いますが。
自分を蔑ろにしないやり方で、
やれるかどうか、って大事
ですね。


どうやって僕らは成長すれば良いのか?


男性性、女性性どちらがどれくらい
育っているかは人によって異なりますが、
それでも踏むべきステップは似たようなものです。


人の成長とは、
身体→感情→思考のサイクルを回すことで、
気づきという霊性を高めていけます。


「悟る」
という言葉がありますが、
日本語の同音異義語ってよくできていて、
「悟る」は「差取る」と書けますよね。


つまり、自分と相手との差を理解できるからこそ、差がなくなっていく。

そんなふうに捉えることもできます。

結果、許せるようになる。


それが悟るそのものなんじゃないかと
僕は考えています。


人の成長は、悟っていくことを中心に
サイクルができている
ようです。


ですから、その成長サイクルを回すために、
まずは身体というセンサを使いつつ、
女性性の「感情」男性性の「思考」をうまく使いながら、

壁を乗り越え、ブレイクスルーして、
新しい気づきを得て、次に行く。

それを繰り返すことで、
最終的には悟っていくんだと僕は理解しています。


それが結果的に、あるところで、
男性性と女性性は、
父性と母性になっていく。


感情を抑えている傾向が強いなら、
もっと感情を解放していく方向に。

思考がうまく働かないなら、
思考をクリアにして脳を活用していく方向に。

目次


小さなサイクルを回そう。

結論ははじめから出している通り、
父性と母性に昇華していく必要があります。


お金を稼ぐという活動は、
男性性スキルが中心
ですが、
人とのやりとりは女性性を発揮しないと
ギクシャクします
から、実はどちらも必要なんです。

どっちも意識的に成長させていくためにも、
まずは身体を積極的に動かし、体験して、感覚的に捉えてください。

女性性の象徴である「自分の感情」を
しっかりと認識し、それを基準に物事を判断する。


男性性の象徴である「思考」で、
頭をクリアにして、きちんと壁を乗り越えていく。

そのサイクルを回すことができれば、
これまで見えてこなかった景色が
見えるところまで辿り着けると思います。


ぜひ、日々、小さな活動から
今日お伝えした話題を
意識してみると、何か見えてくるものがあるかもしれません。


前回と合わせて全然具体的な話ではありませんが、
知ってるだけでも大きな指標にはなると思います。


今回は以上です。
ヒントになれば良いのですが。

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