言葉を定義していますか?

どうも、内藤です。


元経営コンサルタントの先輩から、

「”言葉の定義”から始めた方がいい」

そんなことを言われたのは、
初めて相談に行った時だった気がします。

どんな相談だったのか、は
あまり覚えていないですが、
「言葉の定義をする」
ということ自体がとても印象だったので、
これは覚えてるんです。

「初めに、ことばがあった」

聖書にはそうありますよね。

僕は聖書を読んだことがないので、
この意味することは
正確には知らないのですが、

言葉を正確に定義することの
威力みたいなものは
いつも実感値を持っていて、

ここをきちんとやれるかどうか、で
実はその人の実力みたいなものが
大きく引き出せるかどうか、に
かかっている
と思っています。

「お金稼ぐ話とかクリエイティブと関係ない話では?」


と思うかもしれませんが、
こういう話は実はとても大事なんです。


多くの場合、この手の話は、
真っ先にスルーするか、
わかりやすい何かに飛びつきがちです。

どうでしょうか?

クリエイターなら、時短スキルとかスキルアップとかに
興味がありますし、言葉を定義する、みたいな
小難しそうな話はスルーしちゃいがちではないでしょうか。

あるいはお金を稼ぎたいと思っている
駆け出しのコンテンツホルダーさんとかも
言葉の定義なんていいから、もうちょっとノウハウをみたいな
意識がありそうです。


そういう短期的な発想も
良いと思うのですが、

お金に関わるような
本質につながる事象においては、
些細な話題にこそ、意識を向けたほうが
結果的にうまくいく
と思っています。

さて、話を戻しましょう。


日常会話をしていく場合、
厳密に言葉の定義なんて気にしないと思うんです。

だいたい雰囲気で会話してますよね。


しかも日本人は高い次元でものを
捉えたりするのが上手
なので、
それっぽい雰囲気と
それっぽい会話でなんとなく
分かり合えてしまうんです。

わかるわかるー。

なんていうやり取りありますよね:笑


「ほんとにわかってるの?」
なんて思うほど
僕はこのやりとりは決して好きではないのですが、
(アニメ「ぼっち・ざ・ろっく」の劇中歌にありましたね


実はこういう、
高い次元で分かり合えちゃうこと自体が
ビジネス、という点においては厄介
です。


仕事で経験あるかもしれませんが、
言葉をあまり適切に使わず
雰囲気で物事を動かして、
トラブルになったり、
売り上げにつながらない、
なんてことってよくあるんですよね。


明らかにコミュニケーション不足では?、的な。


だから、まずは
少しずつ自分の中で
言葉を定義していくと
相手とのやり取りも
スムーズになっていくんです。


言葉を定義すると、
綺麗に一本、物事に境界線を引くことができます。

断定してしまうと、ちょっと大袈裟な気もしますが、
僕は少なくともそう考えています。


花なら花という境界を引けるようになるし
虫なら虫の境界を引けるようになる。

考える、という行為の境界を引けるようになるし、
わかる、という行為の境界を引けるようになる。

もちろん、実際には境界線なんて曖昧なんですが、
言葉というものは、そういう境界をはっきりと
区切るような特徴があると思っています。



子供が大人になっていくときに、
“分節化”という行為を
ひたすら無意識下でやっていくらしいんですが、
その行為そのものを、
意識的にやっていきましょう、というのが
“言葉の定義”です。

たとえば
「考える」とは何か?がわかっていなければ、
自分自身が今考えていることが、
本当に考えているのか悩んでいるのか、
迷っているのか、わからないですよね。

それこそ、気分で決めることになるはずです。

「決める」とは何か?がわからなければ、
決めたつもりになってるかもしれない。


「成功」とは何か?がわかっていなければ、
何が成功で何が失敗か、わからない。

こんな感じです。

もし、あなたが世間一般的に言われる、
「ビジネスで成功したい」
と思ってたとしましょう。


でも言葉の定義をしてなかったら、
ビジネスとは「どんな活動」のことを
指していて、
「どういう状態」になりたいのか、
がわからないわけです。

つまり、自分は一体どんな活動で、
どこに向かおうとしているのかすらわからず、
ただよくわからない願望だけを
持ってるだけ
になります。


なんだか凄そうですよね。

このすごい状態、わかるでしょうか?


この空回り感。

デザインをやったことのある人なら
わかると思うんですが、
イメージできないものって作れないと思うんです。


イメージしたものの通りに
作れるかどうかは別にしても、
まずイメージがわかなければ
手すら動きませんよね。

僕は少なくとも無理です。


だから、イメージできなかったら
「作れません」って真っ先に言いますし、
作れないと思ったら
「イメージできてない」って僕は言います。

想像できるからこそ、創造できる。

それと一緒で、イメージできない願望を
ただ、なんとなくどこからかきた言葉を
自分の中で採用して、
願っても叶うことはありません。


もし、それが叶ったのだとすれば、
どこかでイメージできるようになったか、
完全に外部の力でたまたま
どこかにたどり着いて、満足したかの
いずれかではないでしょうか。


外部の力でたまたま、というのは
(僕らから見たら)偶然ですから、宝くじに当たるのを待つ、
みたいな近い状況ですよね。


それはどうなんでしょう?
と思うんです。僕は。

だったら、まずは普段使っている
言葉から押さえることから始めて、
1つ1つ、自分が今何をやっているのか、
何をやろうとしているのかを意識化してみる。
 

そうするとイメージもしやすくなっていく。


案外、やりたいことが近くにあったり、
やりたい方法がすぐに見つかったり
思い付いたりします。

脳はスーパーコンピューターと言われます。

基本、正しくアルゴリズムを設定すれば、
自分だけのスパコンが使えるので
かなり能力を引き出せます。

多くの場合、それをうまく使わずに
眠った状態で運用するから、
アプリもろくに使えずに、
物事がうまくいかない、
なんてことになるのかなと
僕は考えています。


脳を適切に使うためにも、
本当にやりたいことをやるためにも、
日々、少しでも楽に生きるためにも、
トラブルがあったときに
素早く対応するためにも、
ある程度、自分でお金を稼げるようになるためにも、
何か物事を成功させていくためにも、


まずは「言葉の定義」から始めていきましょう。


僕もまだまだなんですけど、
日々、気になったことは
きちんと定義を確認しつつ、
過ごすようにしています。

今回は以上です。

ぜひ、日々の活動のヒントにしていただければ、
幸いです。

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